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喜怒哀楽記

喜・怒・哀・楽・を順番にテーマにして雑記書いていきます。

【怒】Nobody calls me chicken

 「怒」っていう感情がすごい印象的だったのは、この映画。

 

 

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 (※これから書く内容にはちょっとネタバレも含まれると思うので、注意してください)

 

 

 

すっごい有名な映画だから、内容の説明はしなくていーと思うけど。

 

ぜんぶで3部作になってて、それは1作ごと単体で見れる形式じゃなくて、完全に話は続いてる。

だから、2や3だけ見ると、話の流れがよくわかんない感じ。

 

お父さんがいろいろビデオやDVD借りてきて映画見るのが好きだったから、私も小さい頃から家で一緒にいろいろ見た。

 

これは、タイムマシンが出てくるSF映画だけど、コメディのジャンルにもなるよねー。

3作目の最後まで面白さが変わんないから、コメディとしてすっごい質の高い映画だと思う。

 

でも、ただ笑えるだけじゃなくて。

これ、教訓も含まれてて。

 

それは「怒り」っていう感情のこと。

 

主人公のマーティは、普段すごいだらだらしてるだらしない性格だけど、そのだらだらが一瞬で切り替わっちゃう「キレキレスイッチ」がある。

 

マーティは「チキン」って言われると、

「Nobody calls me chicken」

って言い返して、その瞬間にキレちゃう。

それは、

「バカにされたくない」

っていう、コンプレックスの裏返し、だよねー。

 

そこにマーティの弱点があって。

 

普段、だらだらしてるのに、潜在的にバカにされること怖れてるから、

「チキン」

って言われたその一言が、マーティをカッとさせるトリガーになってる。

 

それでキレちゃったマーティは、キレた勢いで強くなる。

それが爽快なんだけど。

 

でも、キレたマーティは爽快なリベンジャーになるばっかじゃなくて。

「チキン」

のトリガーでキレちゃったある時、それでマーティは取り返しつかないこと起こして、そこから人生の転落が始まってっちゃう。

 

怒りのトリガーをひいたことで、マーティの人生は下降の変化を辿る。

 

その一方で。

 

マーティのお父さんのジョージ・マクフライは、最初っからコンプレックス剥き出しの性格。

だから、ビフにいじめられても、ただヘラヘラ笑って、それで諦めてる。

 

息子のマーティはタイムワープした過去で、お父さんをいじめてるビフに対して、

「チキン」

って言われてキレて、反撃しちゃうんだけどね。

お父さんには、そんなことできない。

 

「Nobody calls me chicken」

っていうのがマーティのプライドなら、お父さんのジョージにはそのプライドがぜんぜんない。

腰抜けのままでいー、って言っちゃう。

 

だから、ジョージはマーティのお母さんになるロレインをぜんぜん口説いてくれない。

そのままじゃジョージとロレインは結婚しないで、マーティは生まれなくなっちゃうからね。

 

それでマーティは焦って、ロレインを口説けって説得するけど、ジョージは逃げ腰で。

それならだれの言うことならきくのか、ってマーティが聞いたら、SFマニアのジョージは宇宙人の言うことならきく、って。

 

それでマーティは宇宙人になりすましてジョージを説得するんだけど。

それでもジョージはダメダメなんだよねー。

宇宙人でも、腰抜けジョージを変えれない。

 

それぐらい、ジョージには「奮起」っていうスイッチがない。

 

でも、そんなジョージが、ものすごいキレた一瞬、っていうのがある。

ロレインがビフに襲われた時。

それを助け出してくれる人がだれもいなくて。

 

「好きな人を守らなくちゃ」

っていうのが、ジョージの怒りのトリガーだった。

 

そして、そのトリガーをひいたことで、ジョージの人生は一変するの。

上向きに。

 

怒りのトリガーをひいて、転落人生に一変させちゃったマーティ。

怒りのトリガーをひいて、人生をバラ色に変えたジョージ。

 

マーティはその後、この「怒りのトリガー」のひき方を学んで、自分の転落人生を自力で救ってく。

 

怒りは、時に武器にもなるし、時に凶器にもなる。

自分の中に湧く怒りがどんな種類のものなのか、それを自分がちゃんとわからなくちゃいけない大切さを教えてくれた映画でした。

 

 

 

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