【楽】鍵盤で踊って
これもお父さんと見た映画。
12歳のジョッシュは、好きな女の子がいても、まだいろんなとこで子供扱いされるだけ。
それで、移動遊園地にあったゾルダーっていう占いの機械に25セント入れて、大きくなりたい、っておねがいするの。
そしたら、翌朝、起きたらオトナになってた。
っていう、ファンタジー。
お母さんに見つかったら、強盗って間違われて家を追い出されて、もー家に帰れなくて。
仕方なく、親友のビリーにいろいろ相談にのってもらって。
またあの占いのゾルダーに戻してっておねがいしたくても、移動遊園地はどこかに行っちゃって。
それでニューヨークの役場で、移動先を調べてもらうことにしたんだけど、半年はかかる、ってお役所仕事の返事に途方にくれて。
しょーがないから、戻れる時までオトナとして働くことにして、それで玩具メーカーの面接を受けたら、受かっちゃうんだよねー。
子供なんてイヤだ。
早くおおきくなりたい。
って思ってたジョッシュは、オトナとして玩具メーカーで働きだす。
そんなジョッシュは、見た目はオトナでも中身はコドモ。(どこかの名探偵と反対)
ぜんぜんオトナっぽく振る舞えないまま、ある日、オモチャ屋さんに寄って、そこで床にひろがってる「踏むと音がでるピアノ」を見つけて。
これが楽しくて、ジョッシュはオトナのカラダのまま、その鍵盤をいろいろ踏んで遊びだす。
だんだん、ステップでメロディ作ってってね。
それをたまたま見てた、ジョッシュが働いてる玩具メーカーの社長さんも、飛び入りしてきて、ふたりで鍵盤ダンス。
なんでか動画貼りつけのとこでURL検索してもヒットしないのでURLだけ。
http://www.youtube.com/watch?v=szQFJ0oZ2yE
これねー。
(映画のじゃないけど)
ここで社長さんの目にとまって、ジョッシュは「コドモの発想」をいろいろ気にいられ、出世してっちゃう。
そして社内の美女スーザンと恋愛して、えっちまでしてオトナの体験しちゃう。
夢にまでみた「オトナの暮らし」だけど。
でも、ジョッシュはやっぱり家に戻りたくて、それでやっと見つかったゾルダーにおねがいして、また12歳の少年の世界に戻っていく。
恋愛相手のスーザンを一緒にこないか誘うんだけどね。
スーザンは、ジョッシュのコドモっぽい純真さを好きだったからね。
だけど、スーザンは、それを断るの。
スーザンにとって、12歳はいちど通った道で、またそこには戻る気にはならないから。
スーザンにとって、自分の12歳の世界は、そんなにキラキラしてなかったのかなー、って思った。
だから、純真なジョッシュに惹かれたのかなー、って。
ジョッシュは、12歳でいた時の世界で片思いしてた女の子には、「コドモすぎて」相手にされてなくて、オトナになりたくて。
オトナの世界のジョッシュは、そのコドモっぽさを愛されて、でもそーいうオトナでいるより、ほんとのコドモの自分に戻っちゃう。
結局、ジョッシュはカラダはオトナになっても、中はオトナになりきれず、コドモのままだった。
オトナっていうのは、一晩でなれない。
コドモからオトナまでの時間が、コドモをオトナにする。
その時間がどんなものか、スーザンは知ってたから、ジョッシュと一緒のコドモの世界には戻れなかった。
そんなジョッシュがオトナの世界に残したのは、「コドモの楽しさ」。
オトナの視点でいろいろ子供用のオモチャを作っていた会社に、そのままコドモの感覚を持ち込んで、「コドモの楽しさ」をオトナに思い出させた。
私も音のでるおっきなピアノで、鍵盤ダンスしたいー。
すっごい楽しそー。
っていう、すっごいすっごい楽しい憧れ、ワクワク抱いた映画でした。
この演奏もすごいよねー。
こんな記事も見つけた。
映画見た人にはわかるよねー(^_^)